コロナが流行り出してから日本でもテレワークの働き方が広まり、都内から地方に移住する方が増えました。特に都内からアクセスの良い、山梨、埼玉、千葉、神奈川などに移住を始めた人も多くなりました。
今の時代、PCや携帯があれば仕事ができる職業も多く、都会に住むメリットを感じなくなってきた人も多いのではないでしょうか。
でも実際のところ、「地方に移住してどうなの?」「初めは良いけど飽きそう」「田舎でする事がなさそう」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか!?
山梨県の河口湖に移住して3年以上経った筆者が、実際に地方移住をして感じたリアルな声を本記事では紹介していきたいと思います。
Contents
河口湖移住して失敗?後悔はあるのか?
実際に河口湖に移住して3年以上経ち、
失敗や後悔といったネガティブな要素は感じていません。
・田舎ならではのスローライフ
・生活習慣が整った
・大自然の中で過ごすプライベートな時間
・仕事で追われるストレスの軽減
など、田舎ならではの魅力が個人的にはすごく感じて、後悔や失敗といった要素は今の所感じていないのが事実です。
「河口湖に移住して失敗したらどうしよう」
これは、移住を考えたときに多くの人が一度は感じる不安だと思います。
確かにネットで検索した際、河口湖移住で「後悔」「失敗」といった単語が出てくるので、そう感じている人もいるのでしょう。
ただし、その多くは「河口湖が悪かった」というより、
移住前のイメージと現実のギャップが原因になっているケースが大きいのではかなと思います。
例えば、
- 観光地のイメージだけで生活を想像していた
- 冬の寒さや車必須の生活を甘く見ていた
- 仕事や収入の見通しが曖昧なまま移住した
こうしたポイントを十分に理解しないまま移住すると、「思っていた暮らしと違う…」
と感じてしまいやすくなります。
一方で、
事前にデメリットも含めて理解した上で移住した人の多くは、「大変なことはあるけど、後悔はしていない」と感じているのも事実です。
つまり河口湖移住は、向き・不向きがはっきり分かれる場所。
失敗するかどうかは、場所選びよりも準備と覚悟の差で決まると言っても過言ではありません。
「富士山の見える生活」に憧れて移住したリアル

きっかけは“自然の中で暮らしたい”という想い
都内に住んでいた時に、ふと自然が恋しくなった。
もともと人混みや都会がそんなに好きではなかったが、大都会の東京に住んでみたいという興味本位で住み始めた。
しかし、だんだんと窮屈に感じてきました。
そんな時に、山梨に訪れる機会があり、初めて河口湖に行きました。
東京都内とは違い、自然しかない街、圧倒的な富士山の迫力に魅力を感じで移住を決意。
観光地=住みやすいとは限らない?移住して気づいたこと
初めて住む観光地。
特に何も考えずに移住を決意して、移住をはじめました。
人が少ない河口湖や富士吉田の富士五湖エリアですが、観光地ともあってGW、お盆、祝日などは他県からたくさんの観光客が来ることに驚き!!
こんなにも来るのか!と、思っていた以上に混雑することを知りました。
実際に住んでみてわかった【困ったこと】【良かったこと】など紹介していきます。
移住して困った事はなに?
普段のショッピングが不便
アパレルや家具、おしゃれな雑貨など、都内に比べて買い物できる場所は極端に少ない。
今の時代、ネットでなんでも買えるのでお店が無くても生活はできます。
しかし服を買う時などサイズ感が気になったり、写真で見るのと実際に現物を見るのとでは多少誤差がありますよね。
また、時間がある時にウィンドウショッピングするような場所もないので、どうしてもネットサーフィンをして探す事が増えました。
河口湖から都内まで約2時間、御殿場のアウトレットまでは約1時間ほどで行けますので、時間に余裕がある時は買い物しに出かけ、世の中の情報収取をするのもいいですね。
家具屋さんはニトリしかなく、おしゃれ雑貨なども少ないので、アパレルやインテリアなどが好きな方からすると困る事は多いかもしれません。
1人向けの飲食店が少ない

1人暮らしでなによりもめんどくさく手間に感じるのは料理ではないでしょうか。
都内だと、仕事帰りに選ぶほど飲食店があったり、ウーバーイーツを頼んだりと、自炊しなくても簡単にすぐご飯が食べれますよね。
地方の田舎暮らしだとそうはいきません。
ウーバーイーツなどのフードデリバリーサービスはほぼなく、飲食店はファミレスやチェーン店のお店が多い。ファミリー層が多い地域では、都内のように1人でも入りやすいお店などは少ないのが現実。
「絶対に自炊はしたくない!」と料理をするのが嫌いな方は河口湖移住をすると、ストレスに感じるのかもしれません。
逆に、「移住を機に自炊をするようにもなった」というかたも多く、今までしてこなかった事をするようになる新しい経験を感じさせてくれるのも移住の魅力。
そういった新鮮な事を楽しんで生活できる方は地方移住に向いているかもしれません!
仕事終わりに気軽に飲みに行くのが面倒になる
山梨や河口湖、地方暮らしでは、やはり車は必須の生活になるでしょう。
家から職場までの出勤も9割の方はマイカーで通います。
都内に住んでいた頃とは違い「仕事終わりに軽く飲みに行こう」という機会がなくなってきます。
では、地元住民はどうやって飲みに行くのか?
基本的には、車で行って代行で変えるのが河口湖、富士吉田、山中湖エリアの特徴です。
代行代も比較的リーズナブルで、富士吉田市内の移動なら約1500円、富士吉田から河口湖までで3000円ほど。
移住して間もない頃は、行くお店すべてが新鮮で1人でふらっと居酒屋に飲みに行っていました。
その時にも色々とお店を開拓し、1人飲みもそれなりに楽しみました!
しかし、いくら代行が安いといえど、飲みに行くだけで毎回3000円払って帰ってくるのも、もったいなく感じてきます。週1回や月1回程度なら良いですが、仕事終わりに週2−4回と飲みに行って代行で帰っていると、それなりに金額もかかります。
恋人や友達としての新たな出会いが少ない!?
河口湖に移住して感じやすいギャップのひとつが、新しい人間関係を作る難しさです。
都内のように、職場・趣味・イベントを通じて自然に人と出会える環境とは少し違い、
河口湖周辺では日常の中で新しい出会いが生まれにくいと感じる人もいます。
- 単身で移住した人
- リモートワーク中心で人と会う機会が少ない人
- 知り合いゼロの状態で移住した人
このような方だと、「気づいたら仕事と家の往復だけ」「友達がなかなか増えない」と感じやすい傾向があります。
また、地域のコミュニティはもともと人間関係ができあがっていることも多く、
最初は距離を感じる場面があるのも正直なところです。
ただし、これは「河口湖だから出会いがない」というより、
自分から動かないと出会いにくい環境という表現の方が近いかもしれません。
実際には、
- 地域イベントやボランティア
- カフェ・バーなどの常連文化
- 趣味(登山、キャンプ、釣り、写真など)
を通じて、少しずつ人間関係を広げている移住者も多くいます。
河口湖での暮らしは、出会いの数は少ないけれど、関係は深くなりやすい。
そのペース感を理解できるかどうかが、後悔しないためのひとつのポイントになります。
移住して良かった事は?
キャンプやアウトドアに行きやすい

やはり、山梨県と言えばキャンプの聖地とも言われているほどキャンプ場がたくさんあります。
河口湖周辺に住んで個人的に1番実感するメリットが、アウトドアが日常の延長になることです。
近くにたくさんキャンプ場があるので、朝起きて天気が良ければキャンプに行こう!と気軽にキャンプを楽しめるのは魅力的!
キャンプ場や湖畔、登山道が車で数分〜30分圏内にあり、
「よし、行こう」と思ったらすぐ自然にアクセスできます。
都内に住んでいた頃のように、
- 渋滞を考える
- 予定をがっちり組む
- 人混みを覚悟する
といったストレスがほとんどなく、思いつきで自然に触れられるのは大きな魅力です。
「週末=アウトドア」という生活が、無理なく続けられる環境だと感じます。
都内にいた時は、天気予報を気にしながら予定を立てたりとキャンプに行くまでに準備がありますが、山梨に移住するとそういった事もなく楽しめるようになりました。
キャンプギアなども近くで買いに行けるお店が多いので、必要なものがあればふらっと買い物できるのはキャンパーにとっては最高の環境かと思います。
生活習慣やリズムが整う
都内にいた頃、夜遅くまで開いているお店も多く週の半分ほどは夜中の2時3時まで飲み歩いたりと、体に負担がかかるような生活をずっとしてきていました。
河口湖での生活は、自然と生活リズムが整いやすいと感じる人が多く私もその1人です。
夜は街全体が静かになり、遅くまで営業している店も少ないため、自然と早寝早起きになりやすい環境です。
- 朝の空気が気持ちいい
- 日の出・日の入りを意識する
- 無駄な外出が減る
といった変化から、生活がシンプルになる感覚があります。
都会にいた頃より、体調が安定した、無駄に疲れなくなったとストレスの軽減なども感じるようになり、健康的な生活が送れるようになったのも移住して良かったと思える点です。
自分の時間(プライベート)がある
河口湖での暮らしは、「他人に干渉されすぎない距離感」が保ちやすいです。
人は少ないですが、必要以上に干渉されることもなく、自分のペースで生活しやすい環境があります。
- 趣味に使える時間が増えた
- 一人の時間を楽しめるようになった
- 心に余裕ができた
と感じる人も多く、まさに田舎暮らしならではの、スローライフを感じられるでしょう。
「常に誰かと比べられる」「情報に追われる」そんな感覚から少し距離を置けるのは、地方移住ならではのメリットです。
「毎日毎日仕事で忙しい」
「休日は寝て終わる」
「忙しくて時間がない」
「友達や知り合い上司から頻繁に飲みに誘われる」
都会にいた時は僕もこんな感じで、振り返ってみるとあまり自分に使う時間がなかったです。
【仕事】【飲みに行く】【寝る】本当にこれをただ繰り返していただけでした。
休日は、キャンプや釣り、サウナ、など好きな事をして自分に時間を使う魅力を感じれたのも良かった事です。
改めて自分と向き合う時間は大切だなと感じました。
自然豊かで空気が美味しい
当たり前のようで、実際に住んでみると強く実感するのが、自然の近さと空気の違いです。
朝に外に出たときの空気、雨上がりの匂い、、日常に溶け込む富士山の風景、季節ごとに変わる景色。
これらが日常にあることで、気持ちがリセットされやすく、
心が落ち着く時間が増えたと感じます。
富士山が見える日常も、慣れてもなお特別感があり、ふとした時にはその迫力感に何度も圧倒されます。
毎日同じように見える富士山も日に日に見える景色は変わります。
・雲一つなく晴天でくっきり見える富士山
・笠雲に覆われている富士山
・雪のない夏の富士山
・雪化粧された代表的な富士山
など、日に日に変わる富士山の景色を見るだけでも毎日の気持ちが変わります。
1日の始まりは必ず富士山を見るほど、富士山の影響力はすごいのかもしれません!
それでも今、河口湖での生活を続けている理由
「不便=ストレス」ではないと気づけた
東京都内はお店が揃っていて、少し歩けばなんでも揃う。
確かに便利で住みやすい。
では、田舎のようなお店が少ないところは住みにくいのか?それはNOということに気づきました。
お店がなくても、ないなりの生活に対応するのが人間なんだと。
都会にはない魅力がこの河口湖にはあり、移住をしたことに後悔はないです。
東京にはない“暮らしの余白”がここにはある
東京に住んでいた頃は、毎日が仕事と家の往復だった。
しかし、河口湖に移住を始めてから不思議と1日の時間が長く感じ、仕事と家の往復で終わる事なく1日が充実するようになりました。
休みの日は、趣味のキャンプや釣りなどアウトドアもできるようになり、自分の生活には合っているのだと感じました。
移住を考えている人へ|後悔しないためのポイント
理想だけじゃなく「生活」をイメージすること
河口湖=富士山が見えて自然豊かな綺麗な場所!
とイメージだけで移住を決めるのではなく、実際に河口湖に住んでどんな生活をするかまでイメージする事が、失敗に繋がりにくいポイントだと思います!
1〜2週間のお試し滞在で肌感覚を知る
住んでいないのにその土地での生活までイメージできない人も多いでしょう。
ホテルやコテージ、などに1〜2週間ほど滞在するのもありだと思います。
また河口湖では古民家での「お試し移住体験」も実施しております。
2泊3日や5泊6日など、極寒の山梨を体験してから移住や移住を決めても遅くないでしょう。
「誰と住むか」「何をしたいか」を明確にする
河口湖に移住して、何をしたいか?誰と住むのか?生活の基礎まで明確にしていくことが、楽しい移住生活を送れる近道になります。
1人で住むのか、ファミリーなのか、恋人と住むのかによって、物件の広さや周りのお店の環境が大事になります。
まずは、自分の生活プランを立てて、移住生活の細かいところまでイメージしていきましょう!
まとめ|移住に“正解”はないけど、「選んでよかった」と思える日々
山梨に限らず、都会・田舎関係なく、どの地域にもメリットやデメリットはあると思います。
そして人それぞれのライフスタイルがあり、合うか合わないかが移住する上で1番大事な事です。
移住して後悔しない為にも、事前に【どんな場所】【何がある】【自分はどんな生活を送りたいか】を考えリサーチする事が、移住生活を楽しむコツかもしれません。
まだまだ山梨や河口湖の魅力というのはたくさんあると思います。
移住を考えてる人は、自分にあった移住先を見つけて移住生活を楽しんでもらえたらなと思います。
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