【ザ・シングル】1人専用相席居酒屋に行ってみたらまさかの・・・!?

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ある日、関西に住んでいる友達から、

「東京にこんなんあるらしいで!行ってみてや!」

とURLが送られてきた。

URLを開き、秒で予約してみた。それが、THE SINGLE(ザ・シングル)という1人専用相席屋だったのだ。(詳細はこちら。公式HP

こんなのがあるとは知らず、当時は関西に店舗はなく東京にしかなかった。

彼女を作りたい!出会いが欲しい!そんな気持ちよりもただただ興味本位でおもしろそう。と思い、気が付けば親指が勝手に動いて予約していた。(たまに言う事を聞かない親指だ)

決戦日までは少し時間があったので、身だしなみを整える準備だ。

多くの美容師さんも愛用するヘアーワックスとジェル!こちらをポチっとし、当日はガチガチセットして自分に自信と勇気を。意外と知らない人も多い「アリミノフリーズキープグリース」だが、これがまためちゃくちゃセットしやすくて良い。

どちらも単品で使用しても良いのだが、ジェル単品だとカチッと感がありすぎて、ワックス単品だとパサパサしやすい。そんなお互いのデメリットをなくしてくれるのが、ジェルとワックスを混ぜて使用する事。これだけでジェルとワックスの良い所が掛け算されてセットしやすいので是非おすすめ!

当日のヘアーセットアイテムは揃ったので、次は重要なファッションだ。既に持っている服でも良かったのだが、ちょうど白シャツがほしいなと思ってたので購入。

ザ・定番の白シャツだが、こういった出会いの場などには万能アイテムであり、白シャツを着るだけで好印象と清潔感というモテる為には必須な印象を与えてくれる優れものだ。男は黙って白シャツ。

白シャツなら何でも良いと思いがちだが、それは危険な思考なので注意。

固すぎると学生のカッターシャツみたいになるし、カジュアルすぎると清潔感が損なわれてしまう。このリーバイスのシャツは固すぎず崩しすぎず、ちょうど良いニュアンスを保ってくれる。胸元のポケット部分にロゴが入っているだけのシンプルさがまたどの服装にも合うので良い。

結構薄めの生地なので春や秋、夏の肌寒い時期などにもサッと羽織って着られるのが個人的に良きアイテム。自分は寒がりなので、夏でも夜に飲みに行く時は、店内が冷房ガンガンだとすぐ寒くなるのでこういった羽織シャツがあれば最高だ。

本当は、寒がっている女の子に、「今日は冷えるね」なんて言いながら優しく着せてあげるシチュエーションを想像して買ったのは言うまでもない。どうやら月9の見過ぎだ。

さて、身だしなみを整えるアイテムも揃い準備は完璧。1人専用相席屋のデビューを華々しく飾ろうではないか。

1人専用相席屋入店

場所は、新宿靖国通り店。時間は20時。

仕事が19時に終わり、余裕をもって20時から予約したのだが、方向音痴がさく裂してしまって到着時間が予定より遅くなってしまった。

空腹でお酒を飲むと悪酔いするとおばあちゃんから教わったので、急遽コンビニに駆け込みおにぎり2つを食らう。

そして店内に入店。薄暗いライトで照らされた高級感溢れる店内に緊張感がより一層高まった。黒いスーツを着たスラっと高身長の男性が「いらっしゃいませ」と言いながらこちらに向かって来て対応してくれた。

相席居酒屋みたいに出会いの場にこんなイケメンがいれば、女の子はスタッフにくぎ付けにもなるし、客側が惨めになるのでやめて頂きたい。と思いながら案内されたソファーに座り、システムなどを聞いた。

1人目の女性

そして、1人専用相席屋THE SINGLEでの初となる1人目の女の子が来て、キックオフだ。

「初めまして!」

とお互い少し緊張気味に挨拶を交わす。背が低く華奢で顔も小さく小動物みたいな子。こんな所にこなくても男はほっとかないようなかわいい女の子だ。

まず年齢、職業、出身などありきたりな会話をする。しかしこのファーストインプレッションでもある会話が極めて重要。優しい口調やトーン、笑顔で話をして女の子の緊張を解きつつ、真面目な受け答えだけでなく少し冗談も交えながら、この人楽しい人かも!?と思わせないといけない、なんともハードルが高い第一関門だ。

なんだかんだ他愛もない会話をしていると、彼女(Nさん)から「1人でここに来たのですか?」と質問が。

(1人専用相席屋なのに1人で来ない人がいるのだろうか!?)と思いながらも、

「1人できました。Nさんは1人じゃないんですか?」と質問返しをした。

「私は友達ときました。あそこにいる子です。友達が行きたいからついてきてと言われて」

と友達がいる斜め後ろのテーブルを見ながら言った。

なるほど。私はあくまでこういった出会いの場は好きじゃないけど友達に言われたからパターン。マッチングアプリのプロフィールに書いてる子も多いが、〈友達に勧められて始めました〉と書くのと同じパターンですね。

性格が捩じりまくっている自分としては、その一言いるのか?と思うが、もちろんそんな事も言わないしそんな態度も出さない。こちらも社会人になって10年は経つ。色々な社会に揉まれに揉まれて年を重ねてきた。大人な大きな器でその一言を包んでやろうではないか。

「モテそうですし、出会いとかいっぱいありそうですもんね。一応聞きますが彼氏とかいるんですか?」

ヨイショでもしながら確認のために聞いてみた。

「はい、一応彼氏もいるのであんまりこーゆー所は来たくなかったんです」

いるんかーーーーーい!!帰れ!今すぐ帰りなさい!呑気にカシオレなんか飲むな!貴重な時間を返せ!

っと、ガツンと言ってやろうと思ったが、そのタイミングで「お時間でーす」とイケメンのスタッフが入ってきたので、心の中に閉まっておいた。

女性は席を離れた。ラインの交換などはスタッフを通してするみたいで「さっきの子とライン交換されますか?」と聞かれ、(彼氏持ちの女になんか興味ねぇ!)と思いながらも「はい、お願いします」と食い気味で言っている自分が恥ずかしいぜ。

どうやら、スタッフさんが、女性にも同じことを聞き、お互いラインを交換すると言えば、ライン交換が成立して、紙に書かれたラインIDをスタッフから受け取るという流れのようだ。

スタッフがまた戻ってきて、「こちら先ほどの女性からです」と紙に書かれた彼女のラインIDを渡された。

え???まさかの交換成立!?彼氏いるんちゃうんかい!!!女の子って怖いわー!と思いながらも、内心喜んでいる自分が恥ずかしいぜ。貴重な時間をありがとう!

余韻に浸る時間もなく、すぐに2人目の女性が来た。

2人目の女性

見た目の印象的に年上なのかな!?と思ったので年齢は聞かなかったが30代半ばあたりだろうか。食べる事が好きなんだなと思う体形で、緊張感があまりなさそうで落ち着いた雰囲気の人だった。

大変申し訳ないが話の内容は全くと言って良いほど記憶にない。。。

ただここには何度か来たことがある。と言っていたので、常連さんなのでしょう。緊張感がなさそうだったのも納得した。

向こうも自分には興味がなさそうな感じがあったのもあり、お互い深みもない会話をなんとなくして、ただただ時間が過ぎるのを待つだけであった。

3人目の女性

黒いロングヘアーに少しフォーマルな格好で仕事帰りっぽい感じの子が3人目として席に着いた。

25歳の若い女性はこういった出会いの場でも堂々としていて、自然な感じで会話ができた。

どうやら彼女がここに来た目的は、友達と待ち合わせをしていてそれまでに少し時間が空いたのでフラッと寄ってここにきたみたいだ。フラッと寄る感覚で1人専用相席屋に来れる彼女がなんだかかっこよくも思えた。

東京に来てまだ間もない。友達も少なく興味本位でここに来た。出会いも欲しいけど友達もほしい。など自分の事を話していると彼女から、

「明日合コンしますが一緒に行きますか?」

と誘われた。唐突すぎて一瞬目が点になった。

今まで合コンはしてきたこともあるが、全く知らない人だらけの合コンに参加したことはもちろんなかったので経験としてそれはそれでおもしろいかも。と思い、「行きます!」と返事をした。

一つ気になったのが、合コンと言えば男女比がだいたい同じであることがほとんどだ。男側が足りないから人数合わせなのかな、と思ったが一応何人でやるのか聞いてみた。すると

「5(男):5(女)でもう人数も揃っていますけど大丈夫ですよ」

との事だった。要は、5:5の合コンでもう人数も決まっているが、11人目として参加する流れになったのだ。謎の11人目の途中参加者。

よくある恋愛リアリティー番組だとすると、急に途中参加者が来て場の空気をかき乱していくやつだ。まさか自分が途中参加者側になれるなんて思ってもいなかった。

彼女とはラインを交換して詳しい詳細はラインにて送ってくれるとの事だった。

全員知らない人だらけの中に、しかももう人数も決まっている合コンに参加する自分はやはり変わり者なのだろうか。と帰りの電車の中で一人で考え込んだ。

結果

思わぬ収穫もあったが結果的には、3人の女性と相席させて頂き2人とライン交換ができた。

プラスαで、合コンにも急遽特別参加できるというチケットを手に入れた。(この合コンの結果はまた別の記事で更新します)

マッチングアプリが主流になり、ネット以外ではなかなか出会いが難しくなってきているが、たまにはこういった相席屋に行くのも楽しくてありだなと思えた。