みなさんは、日本のお札をしっかりとみたことはありますか?
何気なく使っている日本のお札ですが、人物や風景が描かれておりますよね。
2024年7月に新札に切り替わり、人物や背景など変わりましたね。
野口英世が1000円札の人物に認定されたお札の裏側に富士山が写っているのはご存知でしょうか。
実は、その1000円札の裏側にある富士山の背景ですが、山梨県の本栖湖が撮影地だったのです。
では、その撮影地までどうやって行くのか?
今回は、その撮影地までの行き方などお伝えしていきます。
場所は?
山梨県の富士五湖の一つ、本栖湖が撮影地となっております。
本栖湖は、富士五湖の中でも最も水深が深く、水の透明度が高く綺麗な湖が特徴的です。
湖畔沿いは、手付かずの大自然が残っており、カヌーやウィンドサーフィン、サップなどアクティビティが人気です。
また大自然の中でのキャンプが人気で、多くのキャンパーが訪れるスポットとしても有名です。
さて、そんな本栖湖が1000円札の裏側に描かれている湖となります。
本栖湖に浩庵キャンプ場があります。
その手前に本栖湖展望公園がありますので、そこに駐車してそこから先は歩いて峠を登ります。
住所 | 〒409-3104 山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926 |
駐車場 | 約20台ほどのスペースあり |
トイレ | あり(多目的トイレ併設) |
バス停留所 | 「浩庵前」下車 |
自動販売機 | なし |
※時期によっては駐車場が満車で停めれない可能性があります。
※近辺には自動販売機がありません。事前に飲み物など確保しておく方が無難です。
峠を登る
多目的トイレ付近に脇道があります。
そこから峠を登っていきます。
特に綺麗に整備された道ではありませんので、スニーカーで動きやすい靴で登る事をおすすめします。
ブーツならまだ登れますが、女性の方はヒールなどで登るのは困難かと思います。
基本的にはずっと坂道か階段で、ただただひたすら登っていきます。
頂上まではおよそ30分ほどかかるかと思います。
普段全く運動していない僕にはかなりキツく、「はぁはぁ」言いながら登っていました。
歩くルートも特に整備されておらず、手付かずの自然が残っている感じ。
足元は砂利や落ち葉で滑りやすく、ガードレールなどもないので上の方で転ぶと一気に下まで転がり落ちるような危ない道です。
人がすれ違う余裕はあまりなく、片方が立ち止まりながらすれ違うのを待つような感じでした。
お子さん連れの方は、必ず手を繋ぎながら歩くようにしましょう!
頂上
急な坂や階段を登り、疲弊した体が悲鳴を上げながらもようやく頂上に到着。
さっきまでブルブルと震えていた足が急に静かになり、ハァハァと息切れしていた呼吸も忘れ、その絶景だけが僕の視界に入る。
「絶景が体を癒す」という事を体感できた時だった。
やはり、1000円札の裏側のモデルになるのが納得するくらい素晴らしい景色。
富士山、湖、周りの山々、空、すべてが本当に綺麗で、天候によってまた景色も変わるのだろうと感じた。
山梨に旅行で来た際はぜひみなさんにもこの景色を生で見てもらいたいです!
午前中に中ノ倉展望台に登り、富士山の絶景を眺めた後、本栖湖で有名な【本陣つかさ】を訪れ、定食を食べるモデルコースは最高ですよ。