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【虫・暑さ・湿気対策】河口湖の夏に移住してわかった!本当に必要だった生活用品リスト

河口湖に移住して3年が経ち、夏も4度目を迎えます。
避暑地としても有名な河口湖ですが、実際に移住して住んで見ると避暑地ならではのリアルな現状もあることに気づきました。

今回は夏ならではの河口湖の生活のリアルや必要だった生活用品リストを紹介していきます。

はじめに|「河口湖の夏は涼しい」は本当?移住して見えたリアル

観光ではわからない、実際の夏の暮らし

避暑地として過ごしやすい河口湖に観光として訪れる方も多いでしょう!
1泊や2泊では気になりにくいですが、避暑地に実際に住むとまた避暑地ならではのリアルな困りごとも出てきます。

避暑地でも意外と暑い?
夜は寒い?
山ならではの虫がいる?
湿気やカビはすごい?

そんな気になるリアルな情報を体験ベースでお伝えしていきます。

「エアコンなしでいける」って思ってたけど…?

河口湖や富士吉田では賃貸物件などを借りる際に、エアコンなしの物件が意外と多くあります。
実際に私も不動産屋さんの人に聞くと、
「夏は涼しくエアコンを使わない。冬は寒くてエアコンじゃ効かないのでストーブを使う」
と言われました。

しかし、エアコンがない生活は怖かったので、エアコンが備え付けられている物件を借りました。
もし当時にエアコンなしの物件を借りてると思うと、ゾッとします!

避暑地といえど最近の夏はかなり暑くなってきています。
真夏の昼間なんかに家にいる場合、とてもじゃないですがエアコンがないと暑いです。
冬も暖房がないと寒くて寒くて凍えます。
昔の情報に惑わされずに、エアコンはあって困らない!と思って大丈夫です。


夏の“虫問題”は想像以上!本当に助かったアイテム

ベープ・蚊取り・網戸の強化は必須

移住前は「標高も高いし、涼しい場所だから虫も少ないかな」と思っていましたが…完全に油断していました。
河口湖の夏、めちゃくちゃ虫出ます。

特に夜、網戸越しに照明の光に寄ってくる蚊や小さな虫たち。網戸があっても隙間や古さで侵入してくることが多く、最初の夏はかなり悩まされました。

そこで導入したのが、「どこでもベープ」などの電池式の虫よけグッズ。コンセントがいらないので寝室やリビングに置いておくだけで効果を感じました。
さらに、網戸の“隙間”を塞ぐ防虫テープや、玄関前に吊り下げ式の虫よけを設置することで、室内の虫ストレスが激減。

「自然の中で暮らすなら虫はつきもの」ですが、しっかり対策すれば快適さは大きく変わります。

アリ・クモ・カメムシなど…山ならではの虫たち

河口湖に移住して驚いたのは、都会ではあまり見かけない虫たちが日常に出てくることです。
特に多いのが、家の中に入ってくるアリやクモ、秋になると出てくるカメムシなど。

アリはキッチンや玄関から入り込むことが多く、食べ物の置きっぱなしやちょっとした隙間が原因になりがち。最初の夏は油断していたので、砂糖の瓶にびっしり…なんてこともありました。

クモもよく見かけますが、実はゴキブリよりありがたくて“益虫”扱いとも言われています。
とはいえ、急に現れるとビックリするので、窓枠や天井にスプレーしておくと安心です。
都会ではよく見かけるゴキブリですが、河口湖や富士吉田、山中湖の標高の高い地域では意外にもゴキブリが出ることはほぼありません。
そこはせめてもの救いでした!

そして秋口に多くなるのがカメムシ。窓辺やカーテンにくっついていることが多く、つぶすとニオイが強烈…!
室内侵入を防ぐために、網戸の隙間テープ+窓用の虫よけスプレーを併用するようになりました。

河口湖は自然に囲まれたエリアだからこそ、虫との付き合い方を知るのも“移住ライフの一部”だと感じています。

実際に使ってる虫よけ&殺虫グッズ(体験ベース)

🪳 アリの巣ころり(アース製薬)
キッチンにアリが出たときに置いたら、数日でぱったり見なくなったアイテム。
目立たず設置できるし、巣ごと駆除できるタイプなので再発も防げました。
特に我が家では庭に多いので、いくつか置いて対策してます。


蚊取り線香(昔ながらのタイプ)
電池式もいいけど、風通しの良い場所ではやっぱり線香が最強。
ベランダや玄関で焚いておくだけで蚊の数が明らかに違うし、香りに夏の懐かしさも感じられるので、今でも定番で使っています。


アースジェット(スプレータイプ)
クモやカメムシ、たまに出る得体の知れない虫に即対応。
**1本あるだけで安心感が違う**という存在。速乾性があって匂いも少なめなので、室内でも使いやすいです。


虫コナーズ(吊り下げタイプ)
玄関とベランダに吊り下げて使ってます。
“なんとなく虫が減ってる気がする”という静かな効果ですが、他の対策と組み合わせることで玄関周りはかなり快適になりました。


どれも**移住後に実際に困って試して残った定番アイテム**です。
自然が豊かなぶん虫も多い富士五湖エリアでは、こうした虫対策グッズが暮らしの質を左右します。


昼と夜の寒暖差に注意!気温に合う寝具&部屋対策

夏でも「朝晩は寒い」ってどういうこと?

先ほど、避暑地の河口湖でも夏は暑くなってきた。と言いましたが、朝晩は涼しく肌寒い。
夏の昼間は暑く、朝晩は寒い、1日の寒暖差が河口湖では激しいです。

移住してまず驚いたのが、**「8月でも朝晩が寒い」**ということ。
日中は普通に30℃近くまで上がる日でも、朝6時・夜9時以降になると一気に気温が下がります。

特に曇りや雨の日は体感温度がグッと下がり、半袖+短パンだと肌寒くて眠れないレベル。
エアコンよりも“毛布が欲しくなる”という、都会では考えにくい気候です。

これは、河口湖が標高約830mの高原地帯にあるため。
昼と夜の寒暖差が激しい“高原型気候”*で、夏でも朝晩の最低気温が15℃を下回る日もあります。

「避暑地だからエアコンいらない」と言われることも多いですが、逆に“防寒対策”の方が必要だったというのが正直なところ。

タオルケット+長袖の使い分け

昼間は暑く朝晩は寒い河口湖の地域では服装選びも難しい。
丸1日出かける日など、半袖しか持っていなかったら夜が冷え込み結構肌寒いです。
軽く羽織れるシャツや薄手のパーカーなど、持ち歩いた方が朝や夜の冷え込みに対応できます。

タオルケット、ブランケットなども車に常備しておくと、夏の河口湖対策も完璧です!

扇風機よりも除湿機が活躍するシーンも

日中の気温はそこまで高くなくても、湿度は80%を超える日も多くて、体感的にはジメジメ不快。
窓を開けても風がこもっている日や、雨が続く時期には空気が重く、部屋に洗濯物を干すとまったく乾かないことも。

そんな時に頼りになったのが、除湿機。

  • 室内の空気がカラッとする
  • 部屋干しが早く乾く
  • カビやダニの発生を防げる
  • 何より、「涼しく感じる」

実際、扇風機だけだと湿気は飛ばせても除去はできません。
「風じゃなくて湿度を減らす方が快適になる」というのは、移住して初めて実感した暮らしの知恵でした。


湿気&カビ対策|油断すると一晩でカビる…!?

押し入れ・風呂・靴箱の湿気ポイント

河口湖のような山間地域では、**湿気のこもりやすい“家の中の特定ポイント”**に注意が必要です。
移住して最初の梅雨、我が家で実際にカビが発生したのは、押し入れ・お風呂場・靴箱の3ヶ所でした。

押し入れの湿気問題
ふすまで仕切られた昔ながらの押し入れは、風通しが悪くて湿気がたまりやすい場所。
特に布団や洋服を詰め込むと、一晩で湿り気を感じるほどムワッとします。

すのこ+除湿剤+たまに開放して空気を通すのが我が家の基本セットです。


お風呂場の“乾かない問題”
外気温が低い日は換気扇だけでは湿気が抜けきらないことも多く、タイルや窓枠にカビが出やすくなります。
→ サーキュレーターや浴室用除湿機を一時的に回すと、びっくりするほどカラッと乾きます。


靴箱は地味にカビの巣窟
靴の湿気+玄関の冷えが合わさって、見えないカビが広がりやすいゾーン。
対策としては、珪藻土の除湿プレートや炭系の除湿剤を定期的に入れ替えています。


「湿度が高い=雨の日だけ」という感覚は、正直もう通用しません(笑)
地方の高原エリアこそ、“湿気とどう付き合うか”が快適な暮らしのカギになります。

除湿剤/サーキュレーター/すのこ活用術

湿気対策は「除湿機があればOK!」と思いがちですが、実はもっと手軽で地味なアイテムが“効く”場所も多いんです。
我が家では、以下の3つを組み合わせて使っています。


除湿剤(置き型/吊り下げ型)

  • 押し入れ・クローゼット・靴箱に“置くだけ”で湿気を吸ってくれる便利アイテム。
  • 1ヶ月もすると容器の中にしっかり水が溜まっていて、見える効果があるのが安心感◎
  • こまめに交換が必要ですが、まとめ買いで常備しておくと便利です。

サーキュレーター

  • 部屋全体を換気したいときや、浴室・寝室などの“空気がこもる場所”に活躍。
  • 除湿機と併用すると効果が倍増しますし、干した洗濯物の真下に置くだけでも乾きが全然違います。
  • コンパクトなタイプでも風量が強く、電気代も少なめで助かる存在。

すのこ(押し入れ&ベッド下用)

  • 布団やマットレスの下に湿気がこもるのを防ぐ、アナログだけど超優秀な対策グッズ。
  • 押し入れの床に1枚敷いておくだけで、風通しができてカビ対策に◎
  • 木製・プラスチック製どちらでもOK。最近は折りたたみタイプもあって便利です。

除湿対策は「1つのアイテムで完璧にする」より、“いくつかを組み合わせて地味に続ける”ことが快適な暮らしのコツです。
特に自然が多い地域では、湿気とどう付き合うかで家の状態も暮らしの快適さも大きく変わります。

梅雨明け後も油断できない理由

「梅雨さえ終われば、もうジメジメとはサヨナラでしょ」と思っていたんですが…甘かったです。

河口湖のような高原エリアでは、梅雨明け後の“高湿度+気温上昇”が重なる7月後半〜8月がむしろ危険ゾーン。
晴れが続いても湿気がなかなか抜けず、特に室内の押し入れや浴室・靴箱などは、“蒸し暑い+空気がこもる”状態が続きます。

さらに怖いのが、**“カビが一気に増えるのはむしろ梅雨明け直後”**だということ。
気温と湿度が高いのに窓を閉めっぱなしだったり、風通しの悪い場所に湿気が残っていたりすると、1日でカビが発生するケースも。


我が家では、梅雨が明けても以下の対策を継続しています:

  • 除湿剤は引き続きすべての収納に設置
  • 押し入れやクローゼットは定期的に開放&サーキュレーターで換気
  • 夜は気温が下がるぶん、結露が発生しやすくなるので窓際の風通しも意識

「晴れてる=湿気がない」ではない
「湿気は“こもる”ことで悪さをする」というのを実感したのが、梅雨明け後の暮らしでした。


地元のお店で揃う?ネットで買った?買い物事情まとめ

河口湖・富士吉田で頼れるお店一覧


カインズ富士吉田店(ホームセンター)
日用品から虫よけ、すのこ、除湿剤、アウトドア用品まで、本当に何でも揃う生活の味方。
店舗が広くて駐車場も広々。季節用品の品揃えも良く、夏は虫対策グッズのコーナーが充実しています。


スーパーオギノ(河口湖・富士吉田エリアに複数店舗)
食品のイメージが強いけど、洗剤や殺虫スプレー、除湿剤など生活用品も結構揃います。
買い物のついでに日用品をサッと補充できるのが便利で、特に雨の日の“ついで買い”に重宝してます。


DCMくろがねや フォレストモール河口湖店(ホームセンター系)
カインズより少し落ち着いた雰囲気で、工具や資材系に強い印象。
除湿機や収納用品の品ぞろえが良く、梅雨〜夏にかけて湿気対策を一気に揃えたいときに頼りになります。

Amazon・楽天との使い分け

重たい除湿剤やまとめ買いする虫よけグッズは、やっぱりネットが便利。
「地元で見つからない」ものは最終的にここで手配しています。
ただし、配送に少し時間がかかるケースもあるので“急ぎじゃない物”に使い分けるのがコツ。


生活用品は「全部ネットでいい」と思っても、実際に住んでみると“今すぐ欲しい!”という緊急性のある事が意外と多い。
だからこそ、“どこで何を買うか”を知っておくことは、移住生活の快適さに直結します。

「あって助かった」地元ホームセンターの話

虫関連は急遽の事が多いです
アリが多発!部屋に蜘蛛が出た!カメムシが大量発生!そんなとき、やはり地元のホームセンターに駆け込み殺虫剤などすぐに買えるのは便利です。

ネットだと早くても翌日になってしましますよね。
常にストックを家の中に常備しておくと安心で便利です!


まとめ|夏こそ“暮らしてみないとわからない”ことが多かった

河口湖の夏は「避暑地で涼しい」「自然が多くて快適」——そんなイメージを持っていましたが、実際に暮らしてみると全然違う一面もありました。

  • 朝晩の寒暖差で、夏でも寝具や服装に悩んだり
  • 思った以上に虫が多く、対策が生活の一部になったり
  • 湿気との戦いに、除湿剤やすのこが必需品になるとは…

どれも観光では見えなかった、リアルな“暮らしの知恵”ばかりです。

でも、そのぶん工夫次第で快適さがぐっと変わるのも事実。
自然の中で暮らすって、ただ美しいだけじゃなく、**“環境と付き合う力”が試されるんだなと実感しています。

これから河口湖周辺に住む方、長めの滞在を考えている方のヒントになれば嬉しいです。

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