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【河口湖】ソロ移住してわかったメリット・デメリットとは?失敗しない為にも事前に知っておこう!

移住

富士河口湖町に1人暮らし移住をして3年。

河口湖に移住したからこそ知れた河口湖の魅力やメリット・デメリットを紹介していきます。

本記事を書いた人はこんな人。

  • アンベラブログ管理人
  • 色々な地域に転々とソロ移住
  • 河口湖に移住して3年
  • 1人暮らしアラサー男子の移住生活

富士河口湖町はどんなところ?

富士河口湖町は、山梨県に位置し、富士山の北麓に広がる町です。
富士五湖(河口湖・山中湖・西湖・精進湖・本栖湖)と呼ばれる5つの湖の一つ、河口湖があり、美しい自然環境が魅力。

観光地として有名で、富士山の絶景を望むスポットや温泉地、季節ごとの花や風景が楽しめる公園が数多くある地域。

特に、春には桜と富士山、秋には紅葉が観光客に人気です。
レジャー施設も充実しており、ジョギング、ハイキング、ゴルフ、サイクリング、カヌー、サップなどのアクティビティが豊富。
キャンプやグランピング、コテージや旅館など、宿泊施設やアウトドアも人気でたくさんの観光客が訪れます。

また、富士山麓の新鮮な食材を使った郷土料理「ほうとう」や、富士吉田名物「吉田うどん」、山梨県を代表するシャインマスカットや桃、ワインといった、美味しい食材にも恵まれています。

富士河口湖町、富士吉田、山中湖村、忍野村と距離感も近く、車で30分圏内で移動することができます。

富士五湖の一つでもある山中湖、吉田うどんで有名な富士吉田市、忍野八海など、それぞれの観光名所に1日で周れるのも魅力ですね。

なぜ河口湖に移住したのか?

日本を代表する「富士山」。
その富士山が近くから綺麗に見え、静かで自然豊かな街に惹かれ移住を決意。

また東京までのアクセスがバスで2時間と便利な所も移住を決意した要素の一つ。

やはり、都会から田舎に行くと自然に魅了される方も多いと思うが、実際に長く住むとなれば、田舎暮らしに飽きもくる。

そう思い、いつでも気軽に東京都内の都会に行ける立地は移住を考えた時には最高な地域だと感じました。

また河口湖の水道水は、富士山の雪解け水が水源となっており、ミネラル豊富で美味しいのが特徴的です。水道代も安く、住むには最高の環境です。

河口湖・富士五湖エリアの物件・住宅事情

富士河口湖町には、別荘地としても人気のエリア。
富士山が見える湖畔沿いなどには多くの別荘が並んでいます。

また、やはり富士山が見える物件は、一軒家やアパートでも人気。
賃貸だとすぐに埋まってしまう現状となっています。

窓から富士山が見える家は夢だな〜

【河口湖町の賃貸の相場】

出典:https://www.athome.co.jp/chintai/souba/yamanashi/minamitsuru_fujikawaguchiko-city/

【富士吉田市の賃貸相場】

出典:https://www.athome.co.jp/chintai/souba/yamanashi/fujiyoshida-city/

賃貸相場は、あまり大きく変わりませんが、少し隣の富士吉田に比べて少し高いかなという感じです。

自分が物件を探す時に大きく違うなと感じたのは、物件数でした。
やはり、富士吉田市の方が物件数が多く、広い範囲で探す事ができました。

富士河口湖町は人気ということもあり、埋まっていたり、賃貸物件がそもそもあまり多くない印象。
富士河口湖町も富士吉田市も近い距離なので、どちらでも物件を探しても良いかなと思います。

築年数や間取りで金額が大きく違うので、実際に賃貸を借りる時はざっくりとこれくらいが相場かなと思います。

1人暮らし1K 3〜5万円1LDK 4〜7万円
同棲・ファミリー1LDK 5〜7万円1LDK以上 6〜8万円

また、同棲やファミリー向けの物件が多いので、1人暮らし用の1Kや1ルームの物件は少なく、1LDK以上の物件が多いです。
都内と比べるとかなり安く賃貸物件を借りられるので、1人暮らしで広い部屋を借りたい方にはおすすめなエリアとなっています。

河口湖・富士五湖エリアの気温や季節感

標高約800mあり、都内に比べて気温が-5度ほど違うと言われています。

夏は涼しく、冬は寒い富士河口湖町。
季節ごとの気温などお伝えしていきます。

【夏の富士河口湖町】

夏は、避暑地としても有名で多くの観光客が訪れます。
富士河口湖町の夏の平均気温は約23度と言われており、かなり快適に過ごす事ができるでしょう。

夏なのにこんなに涼しいんだ!と感動!

朝晩は20度を下回りますので、サラッと羽織れるものがあれば安心です。

1年を通して夏は雨や曇りが多く、1日を通して富士山が見れない日も多いです。
旅行や観光で来る際は、天気予報をチェックしておくのが良いでしょう!


【冬の富士河口湖町】

冬は、約10度〜マイナス10度とかなり寒く冷え込みます。
日中の天気が良い日でも、風が冷たく寒さを感じるでしょう。

特に朝晩はかなり冷え込むので、寒さが苦手な人は苦労するかと思われます。

移住1年目の冬は本当に寒くて辛かった…

富士河口湖町は、豪雪地帯ではない為、雪が降る回数はそこまで多くなく、年に数回程度積もるような感じです。

年2,3回程まとまった雪が降り、約30cmほど積もる事があります。

12月ごろになると、車のタイヤはスタッドレスタイヤに履き替えて、年2,3回ほど雪かきはします。


【春・秋の富士河口湖町】

比較的過ごしやすい季節でも春と秋。
富士河口湖町も、暑すぎず、寒すぎず、1番ちょうど良い気温で過ごしやすい時期となります。

春は、日中は気温も上がり暖かく気持ちの良い時期。
秋は、夏の暑さが早めに終わり日中も涼しく過ごせます。

桜と紅葉でどちらも非常に観光客が多く、渋滞など多発する時期でもあります。

春・秋と日中はどちらもちょうど気持ちの良い気温ではありますが、朝晩はやはり気温がグッと下がり、急激に寒く感じる時もあります。

とても気持ちよく過ごしやすい時期ではありますが、1年を通して春・秋とどちらも短くすぐに過ぎ去ってしまうのが残念ではあります。

河口湖・富士五湖エリアの生活費や物価

実際に移住して住むとなると、電気・ガス・水道がかかってきます。
1人暮らしの僕がどれくらいかかってるのか、参考程度にどうぞ!

富士河口湖町での1人暮らしの目安としてお考えください!

【水道】

水道代は1年を通してずっと安く感じます。
2ヶ月に1回払うのですが、節約など気にず使っても2000円を超えた事がないです。

全国的にも比べて、水道代が安い山梨県なのであまり気にせず使えるのは嬉しいですね。


【電気】

富士河口湖町での電気代は、夏と冬でかなり変わってきます。

夏は、朝晩がとても涼しいので、扇風機やクーラーなど使う必要もないくらいです。
クーラーの冷房も年数回しか使わず、窓を開けてるだけで快適に暮らせる気温です。

その為、電気代もかなり安く夏場は3000〜4000円代と抑えられます。

一方、冬はかなり冷え込みますので暖房は必須となります。
暖房だけでなく、こたつや電気ストーブ、灯油ストーブなど使う家庭もあるかと思います。

基本的には、灯油ストーブとこたつで生活をしていますが、家にいる間はずっとつけているので、電気代も月8000円前後と、夏に比べて倍近い差が出ております。

春夏は、どちらも冷暖房などなく過ごせますので、冬の11月〜4月ごろまでは電気代がかかってしまうかと思われます。


【ガス】

ガス代も、夏に比べると冬場がやはりかかってしまうでしょう。
また1人暮らしの方の場合、お風呂のお湯を溜めるのか、シャワーだけなのか、料理をするか、しないかでも料金の変動があると思われます。

あまり、都内の時と比べても高い印象はありませんので、料金的には相場だと思われます。

河口湖・富士五湖エリアの交通アクセス事情

出典:https://news.livedoor.com/article/detail/18488490/

河口湖駅〜大月駅を結ぶ富士急行線があります。
しかし、河口湖駅の電車本数も1時間に2,3本しかないのに加え、甲府や静岡方面の電車は繋がっていませんので、不便に感じる方が多いのではないでしょうか。

やはり、富士河口湖町や富士吉田エリアに住むとなれば、マイカーは必須となります。

車があれば、河口湖〜甲府まで約30〜40分ほど。
河口湖〜静岡には1時間ほどで移動できます。
八王子までも1時間ほどで行けますので、車での移動が最適かと思われます。

桜シーズン、GW、お盆、紅葉シーズン、3連休などのシーズンは、非常に混雑するでしょう。
特に、GWやお盆はかなり混み合いますので、渋滞が多発します。

やはり、観光地に移住するデメリットといえば、渋滞が多いことではないでしょうか!

河口湖・富士五湖エリアの買い物環境

スーパーやドラッグストア、コンビニなどはたくさんありますので、日常生活も苦労はないかと思います。
しかし住む場所によって、歩いて行くには遠い距離ということもありますので、物件を選ぶ際は事前にリサーチしておく事をオススメします。

普段の日用生活の買い物に関しては何も問題ありませんが、大型店舗のショッピングモールなどは近くにないのが寂しい所ではあります。

服や雑貨などショッピングを楽しむ場合は、甲府にあるイオンモールもしくは、静岡の御殿場アウトレットに行く方が多いです。

どちらも1時間圏内で行けますので、ショッピングを楽しみたい方にはオススメです。

河口湖の移住者向け支援制度・補助金

富士河口湖町では、さまざまな支援制度や補助金があり生活をサポートしてくれる体制があります。
移住者向けの支援として空き家バンクなど、一軒家を格安で借りることもできます。

移住支援金や相談会なども地域で積極的に取り組まれていますので、河口湖移住に興味がある方は1度参加されてみてはいかがでしょうか。

詳しくは、富士河口湖町公式ホームページへ。

河口湖・富士五湖エリア子育て・教育環境

富士河口湖町では、子育て・教育環境や支援も充実しています。
乳幼児医療費助成、出産祝金、保育料助成などなど、様々な支援制度があります。

詳しくは、富士河口湖町公式ホームページへ。

都内からも、自然豊かな場所で子育てをしたい。という理由で移住されるファミリーの方たちも多くいます。

治安も良く、犯罪も少ない町ですので、安心して子育てできるのも富士河口湖町の魅力の一つといえるでしょう。

実際に移住して感じたメリット

自分が実際に、富士河口湖町に移住して良かったと思えた魅力をいくつかお伝えしていきます。

①自然豊か

やはり、なんといっても自然豊かな場所というのは、住んでいて気持ちよく魅力な所です。

10代、20代の時だと、物足りなく寂しく感じていたかもしれませんが、30代に入って自然豊かで落ち着いた場所に惹かれ始めた。

静かで落ち着いて住める場所は生活の幸福感が上がりますね。

またアウトドアが人気の富士河口湖町。
釣り、キャンプ、スキー、ボード、マウンテンバイク、サバゲー、サップ、登山、などなど、多くのアクティビティー体験もできます。

「天気が良いし今日はキャンプに行こう!」と当日に決めてすぐに行けるのは魅力的ですね。

②水や食べ物が美味しい

山梨県は水が美味しいのは有名ですが、食べ物も美味しく魅力の一つ。

【ほうとう】

山梨県を代表する郷土料理で、太くて平らな麺をかぼちゃや野菜と一緒に味噌ベースのスープで煮込んだ料理です。 特に寒い季節には体が温まる料理としてよろしくお願いします。

【吉田うどん】

富士吉田市周辺でよく食べられる独特のうどんで、非常にコシの強い麺が特徴です。
味噌やしょうゆベースのスープで食べることが多く、トッピングにはキャベツや肉などが使われます。
価格も500円前後と非常に安く、富士五湖エリアの人たちのソウルフードとして人気です。

【ぶどう/ワイン】

山梨県は日本一のぶどうの生産地で、ワインの生産も盛んです。
甲州ワインは特に有名で、ワインツーリズムも盛り上がっています。

そのほかにも、桃、さくらんぼ、とうもろこしなど、多くの名産地があります。
綺麗な水だからこそ食物も美味しく、日々の食事が楽しくなります。

③東京へのアクセスも良い

【ちょうど良い田舎暮らし】という言葉が合うのはやはり富士河口湖町でないでしょうか。

程よく静かで治安の良い場所に住み、たまに遊びに行く時は都内にバスや車で2時間ほどで行ける。

毎日飲みに行ったりする人には物足りないかも知れませんが、月1回ほどショッピングや都会を感じたい方には本当にちょうど良い田舎暮らし生活ができると思います。

都内だけでなく、御殿場アウトレットも1時間圏内で行けるのでショッピングにも困りません。

④物件が安くて広い

都内だと、ワンルームや1Kの物件を借りるだけでも6〜8万円ほどかかります。
1LDKにもなると9万円前後したりと、都会はどうしても家賃が高くつきます。

「あまり家にいないのに毎月こんなにお金が取られる…」

そう思う方も多いのではないでしょうか!?

それに比べて田舎や地方は物件がなんといっても安いのが魅力。
僕がいま実際に住んでる所は、平屋の2LDKで家賃は5万円ほど。

もちろん、新築とかではなく築20年ほどで新しくはないですが、住む分には全く問題ありません。
なんといってもこの広さでこの家賃ということに驚きでした。

正直タイミングが良かったのかもしれません。

友達が山梨に遊びに来てくれた時でも泊まれる広さはあり、天気の良い日は庭でBBQをしたりと、1人暮らしでも存分に田舎生活を楽しめています。

⑤夏は涼しく過ごしやすい

地球温暖化の影響もあり、毎年夏は危険なくらい暑いですよね。

富士河口湖町も、全体的に気温は年々上がってはきていますが、それでも都内や他の地方に比べると断然に涼しく過ごしやすいです。

8月の真夏でも朝晩は、窓を開けているだけで涼しい風が吹き抜けてくれます。
エアコンの冷房など使わなくても気持ちよく寝れるので、快適な夏が過ごせれます。

その代わり冬は寒すぎますが。笑

「夏より冬の方が好き!」「寒さは我慢できるけど暑いのは耐えれない!」

そんな方には、富士河口湖町に移住すると快適に暮らせると思います!

実際に移住して感じたデメリット

やはり、メリットもあればデメリットもある。
実際に住んでみてデメリットに感じた点も紹介していきます。

なお、【1人暮らしの男性】が感じたデメリットであり、ファミリーやカップル、夫婦で移住した際に感じるデメリットと異なる点もあるかと思います。

①観光地ならではの渋滞

移住しなくてもわかるかもしれませんが、観光地ならではの渋滞があります。
普段は渋滞などなくスムーズに移動できていた道も、シーズン中は車で渋滞して時間がかかるケースもあります。

ただ移住して1年目の時は、いつが混むのかわからなかったですが、2年目以降は、いつ観光客が多くなるか、ある程度の予想ができますので、移動する際のルートに気をつけていれば渋滞のストレスも感じず過ごす事ができます。

②車がないと不便

富士河口湖町は都市部に比べて公共交通機関の利便性が少なく、移動には車が必要になることが多いです。

ウーバーイーツ、メニュー、ウォルトなど、都市部では当たり前化としたフードデリバリーですが、地方の富士河口湖町ではまだまだ充実している環境ではありません。

スーパーやドラッグストアなど、必要最低限のお店がお住まいから近くにあると、生活に困る事はありませんが、観光地や買い物、お出かけをする際の事を考えると車はある方がいいでしょう。

③冬寒さや降雪

富士河口湖町は富士山のふもとに位置しているため、冬は寒くなり、降雪もあります。
雪かきやスタッドレスタイヤの装着が必要になることもあり、雪に慣れていない場合は生活に影響が出る可能性があります。

夏は涼しくメリットの一面もありますが、冬は寒くてデメリットに感じる一面があります。

また、甲府や静岡方面に行く際も、峠を越える必要があります。
特に冬場の寒い時期は、路面が凍結していてスリップなど起こりうる可能性もあります。

雪道や凍結する恐れがある道を車で走り慣れていない方は、怖さがあるかもしれません。

まとめ

自分が富士河口湖町に移住して3年経ち、河口湖町の魅力やメリット・デメリットをお伝えさせて頂きました。

まだまだ、河口湖や富士吉田、山中湖、忍野村などたくさんの観光地や有名スポットは近くにありこれからも紹介して、ぜひ河口湖の魅力を知ってもらえたらと思います。

  • 移住生活に興味がある
  • これから移住生活する予定
  • 都会の生活に飽き飽きしてきた
  • 自然の中で暮らしたいけど実際どうなの?

様々な地域に移住して生活してきた僕が、移住の素晴らしさやリアルな声をお届けしていきますので、ご参考にして頂ければ幸いです。